2019-05-09 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
こうしたこの一連の問題が生じたことを受けて、支払基金側の責任者としての神田理事長の御認識について、まず、冒頭お伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。
こうしたこの一連の問題が生じたことを受けて、支払基金側の責任者としての神田理事長の御認識について、まず、冒頭お伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。
であれば、厚生労働委員会の理事懇談会にも報告書が提出をされておりますが、何かそれを見ると、支払基金側の問題なんだ、いや、支払基金の担当係長の問題なんだみたいなところが見受けられて仕方がありません。そうではない、老健局として、厚生労働省としてのこの間の組織的な問題についてちゃんと総括をして、そうしないと再発防止なんかあり得ません。
ただ、私に言わせると、支払基金側にも問題があるのではないか。現在、一万円当たり百十円ぐらい保険者が払っていると思いますが、そのうち九十円程度がレセプトの審査費用に充てられておるというふうに伺っておりますけれども、我々が思いますに、なかなかそこでの審査が十分行われていない。
○末次参考人 私、先ほど、介護保険が始まりまして、平成十二年度から介護保険の業務を担当するというふうに申し上げたわけでございますが、私どもで担当するのは保険者からの拠出金の徴収と市町村への配付といいますか、いわばお金の流れをコントロールするといいますか、そういう仕事を担当するというのが支払基金側の業務でございます。
支払基金側の金額は幾らだったか忘れましたが、後で教えていただきたいんですが、その中で、誤って出してきたんだ、どうも記載が違っているとかそういう単純な事務ミスというのはどのくらいあって、本当に不当だというもの、不正というのはちょっとなかなか見抜けないという話も伺ったんですが、その辺の分類はどうなっているんでしょうかね。
これはなぜかというと、国会の場においてそういう議論をされておりますが、なかなか第一線で行う支払基金側にも何かいろいろむずかしさがあるなどということで、どうもちょっと私がこれは仄聞するところでありますが、進展が非常におくれているようにも聞きますので、現状はどうなっているのか。
○政府委員(石野清治君) 実は考えていなかった点でございますけれども、これはまあ支払基金側の方で、先ほど申し上げましたように、そういう審査の効率的な運用という形で検討を、懇談をい免しておりますので、あるいはその中ではすでに議論されているのかもしれませんけれども、残念ながら私まだ耳にしておりません。確かに一つの考えであろうと思いますけれども、よく検討さしていただきたいと思います。
どうしてこれだけはっきりした……しかもこの病院は、大阪でも名だたる病院で、いままでもこういった支払基金側の方々がそれぞれ寄り合って、この病院が余りにもひどいからというので、皆さんが請求明細書を持ち寄ったことがあるのだそうです。そうすると、そのうち十一枚がこの病院の請求書であって、一件当たりの請求額は、入院の場合は約百万円なんです。
しかも、支払基金側の方が余りにも多額のものが来るので、こんなことはないだろうと減額すると、これを訴訟に持っていく。いま係争中だそうですよ。係争中だから、よけい今度は厚生省の方としてもあるいは基金側としても、裁判になっているんですからな、その結果が出なければどういうふうになるかわからないからというようなこともあるんでしょうけれども、こういうことが野放しになっていていいものですかね。
それと同時に、事務の簡素化が、これは診療担当者側に行なわれる場合もございましょうし、あるいは支払基金側の立場から見て行なわれる事務の簡素化もございましょう。医療担当者の方に行なわれます簡素化、これは問題ないと思います。ですが、支払基金の側における事務の簡素化のために従業員にしわ寄せを行なう簡素化、要するに一件当たりの内容の簡素化で事務量を軽減するという問題もございましょう。